Magazine
中小製造業のDX10ステップ
課題の言語化から、継続的改善まで。中小製造業のDXを、ステップ0から10まで順を追って描く連載です。
この連載について
各回は、現場でよく聞く一言から始まります。ステップ0で課題を言葉にし、業務の見える化、スモールスタート、KPI設定、定着の仕組み、ツール選定、データ活用、現場への展開、外部連携、組織への定着を経て、ステップ10の継続的改善まで進みます。
各ステップを企業の流れとして再構成したモデルケースは、導入事例のページで紹介しています。
各回はステップ0から順に並んでいます。はじめての方はステップ0からどうぞ。
収録ステップ
-

ツールより先に、課題を言葉にする 〜 中小製造業のDX10ステップ【ステップ0:現状把握・課題の言語化】
「DXしよう」という声は上がる。でも「何のためのDXか」は誰も言葉にしていない。ツール選定より先に必要な「課題の言語化」…
-

「10年間、誰も気づかなかった」二重作業 〜 中小製造業のDX10ステップ【ステップ1:業務の見える化】
業務のプロセスを書き出しただけで、10年以上続いていた二重作業が発覚した。「これが当たり前だと思っていた」と担当者は言っ…
-

「システムはあとでいい」── Googleスプレッドシート1枚から始まった、ある工場の静かなDX 〜 中小製造業のDX10ステップ【ステップ2:スモールスタート】
「まずシステムを決めましょう」と言われるたびに、現場は身構えた。でも最初の一歩は、Googleスプレッドシート1枚だった…
-

「良くなっている気はするんですが」── 数字で見えた瞬間、現場が変わった 〜 中小製造業のDX10ステップ【ステップ3:KPI設定】
「改善しているのは確かなんですが、どのくらい良くなったかよくわからない」。その言葉をきっかけに、KPIを3つだけ設定した…
-

「3ヶ月後、スプレッドシートが放置されていた」── なぜ現場は元に戻るのか、そして戻らせない仕組みとは 〜 中小製造業のDX10ステップ【ステップ4:定着の仕組み】
「3ヶ月後に見に行ったら、スプレッドシートの更新が1ヶ月止まっていた」。DXが元に戻る理由はいつも同じだ。熱量ではなく、…
-

「50万円のシステムを、誰も使わなかった」── なぜ良いツールが現場に嫌われるのか 〜 中小製造業のDX10ステップ【ステップ5:ツール選定】
導入費50万円のクラウドシステムが、3ヶ月で誰も使わなくなった。問題はツールの性能ではなかった。「現場が選んでいない」こ…
-

「データが溜まっているのに、何も変わらない」── 数字を意思決定に使う3つの問い 〜 中小製造業のDX10ステップ【ステップ6:データ活用の入口】
KPIも日報も揃ってきた。でも月次ミーティングは「先月と同じ水準ですね」で終わっていた。データを「報告」から「判断」に変…
-

「第1工場でうまくいったから、第2工場でも同じようにやってみたら……」── なぜ横展開は失敗するのか 〜 中小製造業のDX10ステップ【ステップ7:現場への展開】
第1工場のDXが成功した。「第2工場にも同じやり方で」とマニュアルを渡したら、現場の反応は冷たかった。「移植」と「再設計…
-

「電話で確認してから、なんとかやってるんですが」── 外注先との情報共有がDXで変わるとき 〜 中小製造業のDX10ステップ【ステップ8:外部連携】
外注先への確認電話が週20件。「変更の連絡はRさんのメモに」という運用が、製造計画の最大リスクになっていた。情報の在りか…
-

「ここまで順番に進めてきたのに、担当者が変わったら崩れそうで……」── DXを「プロジェクト」から「文化」に変えるとき 〜 中小製造業のDX10ステップ【ステップ9:組織への定着】
ステップ1から順番に進め、各部署のDXは軌道に乗った。しかし「担当者が変わったら崩れないか」という不安が残る。DXを「プ…
-

「ステップ1から9まで、全部やりきったんですが……改善が出なくなってきた気がして」── DXを「終わらせない」ための仕組みを作るとき 〜 中小製造業のDX10ステップ【ステップ10:継続的改善】
ステップ1から9を完走した。現場も動いている。でも「改善が止まってきた」という感覚が出てきた。DXを「プロジェクト完了」…